合同説明会には非常に多くの求職者が集うため、将来有望な若年層や即戦力となる有能なキャリアと接触する絶好の機会ですが、そこでは参加企業間で優れた人材を奪い合う、熾烈な人材獲得競争が繰り広げられます。イベントブースを上手に演出する事が出来れば、自社を強く印象付け、誘引し、より多くの成果(エントリー)に繋がります。
合同説明会で欲しい人材を確実に採るには確かな採用戦略と勧誘ツールが必要不可欠なのです。
合同説明会 成功の秘訣
合同説明会の成否は、自社訴求点のビジュアル化や勧誘戦略など、他社との差別化に重点を置き、実施シーンを想定した使用ツール選定、勧誘戦略にかかっていると言っても過言ではありません。
万端の備えで当日を迎えるための考え方と順序を5つの秘訣として公開致します。
まず、合同説明会に参加する目的(求める効果)を明確化しなければ効果的な採用戦略を練ることは出来ません。
- 自業種求職者との接点を得る
- 異業種希望者へも広く自社をPRする
- エントリー数の確保 など
合同説明会とは・・・
「合同説明会」「合説」「合同企業説明会」「合同会社説明会」「合同就職セミナー」「企業展」「就職フェア」などイベント毎によってその呼び名は様々ですが、数多の企業が一堂に会し、求職者に対して人材採用を目的とした会社説明会を行うイベントで、母集団形成に有効な手段です。
簡素なブースに黙って座り、求職者が来るのを待っているだけでは立ち寄りにくい雰囲気を醸してしまいます。
自社の特長をビジュアル化した展示パネルや映像を展示し、求職者の足を留めます。
目を向けた参加者にチラシやパンフレットを渡しながら声を掛ければ、求職者がブースに着席しやすい雰囲気を作ることができます。
求職者は、当日多くの会社とコンタクトを取ります。欲張って色々な事を伝えようとするとポイントがぼやけて印象に残りません。参加目的に照らし合わせて「何を」「どのような対象に」「どのように伝えたいのか」を明確化し、プレゼンツールを準備しておく必要があります。
当日の説明があまりに長過ぎると敬遠されるため、伝えたい内容はパンフレットに落とし込み、持ち帰れるようにするなど配慮が必用です。
参加者には次に何をして欲しいのか明確に伝える必要があります。
- 帰ったら当社のホームページを見て欲しい
- 伝えきれていない内容が書かれているパンフレットを見て欲しい
- 興味があったらエントリーして欲しい
など、参加者に求めるアクションは明確に伝えることで成果に繋がります。
■目的
(例)様々なタイプの求職者と接点を持ち、一人でも多くのエントリーを確保する
(ブースに着席した数よりも、興味を引けた人数を重視する)
■スタッフ
スタッフ1:企業説明
スタッフ2:求職者の呼び込み・整理
現場社員:仕事内容の説明・質疑応答
■準備物
- 配布チラシ:ブースを通りがかる方に配りながらブースに呼び込む
- 会社案内パンフレット:ブースに着席した方に渡す
- エントリー案内チラシ:ブースでの説明終了後に渡す
※エントリー方法やスケジュール等の詳細を説明
※企業理解を促すホームページの閲覧案内
■ブース装飾
- 自社のイメージポスター
- 自社製品のポスター
- 自社製品の展示
- プロモーション映像
- 商品展示 など
■プレゼン内容
全体時間 約30分
- 全体時間 約30分
- 企業説明(人事)10分
- 仕事説明(現場社員の質疑応答)15分
- その他連絡事項(人事)5分
■動員方法
- 1. ブースに目を向けた方には積極的に声掛けする
- 2. チラシを渡しながら「どうぞ」と伝えて着席を促す
- 3. 説明途中の場合には、終了時間を伝えパンフレットを読んで貰いながら
待ってもらう - 4. 着席を渋る求職者にはあまりしつこくせず、
パンフレットを持ち帰って貰う
※その他:求職者が殺到した場合には、呼び込み担当の人事2が企業説明に回る。
熾烈な人材獲得競争が繰り広げられる合同説明会では
採用戦略と勧誘ツールが明暗を分けます。
エントリー数増加、内定辞退率低減、離職率低下など
効果的な採用戦略は当社にお任せください。