SEO対策のための基礎知識
SEO対策とは?
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取った言葉で和訳すると「検索エンジンの最適化」を指し、これに「対策」を付すことで「検索エンジン最適化対策」を意味します。方法としては、ホームページを構成しているプログラムを書き換える等の「内部対策」と他のホームページから推薦を受けるなどの「外部対策」に分けられます。
これらのように手段の如何は問わず、検索エンジンから高い評価(上位表示)が得られるように努力する行為の総称が「SEO対策」です。
どの検索エンジンに対して最適化を行うべきか
日本では、Google・Yahoo!Japanの2大検索エンジンが9割以上のシェアを占めています。
2010年12月にYahoo!Japanが検索エンジン及び検索連動型広告システムについてGoogleのシステムを取り入れたことが大きなニュースとなりました。これは「YahooのGoogle化」と呼ばれ、今や日本でのSEO対策=Google対策と言っても過言ではありません。
IPアドレスとドメイン名
IPとは Internet Protocol(インターネットプロトコル)の略称です。
インターネットはこの「プロトコル(通信方法)」を使って「パケット」と呼ばれる一定単位にまとまった情報を送受信することによってモニター画面に情報を表示させています。ハガキを送る場合でも住所が分からなければ相手方に届ける事が出来ないように、データ通信においても届け先の情報が必要です。このデータ通信(IP)における住所(アドレス)が「IPアドレス」です。
そしてIPは3桁の数字を「.(ドット)」で4つに区分した数字(例:119.18.220.206)のように構成されています。
しかし、これでは覚えることが困難で使いにくいため、覚えやすいように英数字を組み合わせた「ドメイン」が用いられるようになりました。
例:サイト名「価格ドットコム」ホームページの場合
「ドメインkakaku.com(覚えやすい)=IP202.218.36.70(覚えにくい)」
新規取得ドメインのデメリット(エイジングフィルタ)
検索エンジンは、新規ドメイン(新規ホームページアドレス)の乱立による検索順位の変動/操作を防止するため、新規取得したばかりのドメインの順位を意図的に下げる「エイジングフィルタ」と呼ばれるアルゴリズム(検索順位の判定ルール)を持っています。
エイジングフィルタ適用期間について明確な発表はされていませんが、おおよそ3~6ヶ月程度だと言われていますが、一説には6ヶ月~1年程度と言われる説もあり定かではありません。古くから存在している中古ドメイン(オールドドメイン)を購入すればエイジングフィルタを回避することは可能ですが、そのドメインが過去に違反行為でペナルティを受けている場合、ペナルティを引き継ぐ最悪の可能性が考えられるため避けるべきです。
したがって適切な方法としては、サイトを新規開設する以前(制作期間中)に新規ドメインだけを先に取得し、熟成させるのが良いでしょう。
ホームページが仕上がってから検索エンジンに登録申請すると1~2ヶ月程度かかる場合もあるため、事前に仮ファイルをアップロード&登録させるか、人気サイトから被リンクを得るなどによって、検索エンジンに反映されるまでの期間短縮を図ることが可能です。
ふ~ん。そうなのかぁ。
なんとなく理解できたような出来ないような・・・。
不明点は他のスタッフに聞く事にしよう!
皆さんも不明点がありましたら、私同様、スタッフまでお問い合わせくださいね。